日本共産党 京都市会議員団

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新型コロナウイルス感染症対策の強化を

2022.11.24

『2023年度 京都市予算編成に対する要求書』より。☆は新規要求項目

重点要求項目

1 新型コロナウイルス感染症・物価高騰対策の強化を

(1)感染症対策の強化を 
☆① 無症状の感染者を把握し感染拡大を防ぐため、「いつでも、誰でも、何度でも、無料で」受けられる大規模なPCR検査体制を整えること。エッセンシャルワーカー(医療・介護・教育・社会福祉施設・交通事業従事者・市職員など)と園児、児童、生徒、学生等に対する定期的なPCR検査を実施すること。
② 1ヶ所に集約した保健所を各行政区・支所にもどし、公衆衛生体制の再構築を図るとともに、地区医師会との連携を強化すること。正規職員の増員をはかり、保健所体制を抜本的に拡充すること。
☆③ 国に対して、以下を求めること。
・発熱外来の体制強化、高齢者施設での頻回検査、無料PCR検査を抜本的に進めること。
・在宅療養者が必要な治療を受けることなく亡くなるということがないように、医療全体の体制強化、臨時的医療施設・療養施設が機能するよう対策を講ずること。
・保健所の抜本的な機能強化を支援すること。
・ワクチン接種について、必要とする人への接種が円滑に進むよう対策をとること。
・空港検疫を抜本的に強化し、適切な水際対策を行うこと。
・なりゆきまかせの対応を改め、BA.5系統及び新規株への対策を明確に示すこと。
・病床数削減、公立・公的病院統廃合計画撤回をすること。
・医師や看護師などの養成を抜本拡充すること。
・感染者の全数把握の緩和による影響について検証すること。感染症法上の類型見直しを行わないこと。
・感染症対策や、職員が感染した場合の体制確保のためにも介護・障害・保育など社会福祉施設の職員配置の抜本的改善と大幅な賃金・処遇の引き上げ、その財源確保を行うこと。
④ 市立病院、京北病院が政策医療に責任を果たし、公的医療機関としての役割が発揮できるよう運営交付金を引き上げること。陰圧室を増設するなど万全の感染症対策をとること。
☆⑤ 高齢者・障害者等の施設入所者の感染が明らかになった場合は、速やかに入院できるよう府と連携して対応すること。
⑥ コロナ感染が急拡大する中、学校での対応が困難な場合は、加配も含め、教職員の負担軽減を図ること。教育委員会として休校・学級閉鎖中の学びの保障を行うこと。
⑦ 厳しい市民生活の実態をふまえ、就学援助制度のコロナ特例を継続するとともに所得基準額を引き上げ、対象を広げること。援助額の増額・早期支給を行うこと。就学援助項目を拡大すること。案内は、毎年全児童・生徒に配布すること。無料低額診療についての情報提供を行うこと。
⑧ 市立芸術大学について、十分な感染対策や遠隔授業の条件整備が進められるよう必要な予算を確保すること。練習場所・制作活動のための施設提供を行うこと。希望する学生に、定期的なPCR検査を実施すること。学費の引き下げや減免・納付猶予の柔軟な適用など、学生生活の継続に責任を果たすこと。