日本共産党京都市会議員団
団長　井坂博文

　京都市は、バス一日券（７００円）を２０２４年３月廃止(２０２３年９月末発売終了)の方針を明らかにしました。２０２１年５月の京都市会産業交通水道委員会では、市バスＩＣ２４時間チケット（ポイント還元型）導入にあたって「磁気の『バス一日券』は継続」と明記され、「市民しんぶん（２０２１年８月１５日各区版）」においても「バス一日券は継続します」と周知しており、多くの市民から怒りの声が上がっています。

　京都市交通局は「観光客がバス一日券を使用し市バスが混雑するので、廃止して地下鉄に誘導する」としています。しかし、バス一日券は「通学定期では不足する分（長期休業期間等）をバス一日券でつないでいる」「乗り継ぎしないと病院や目的地に行けないのに廃止されたら困る」との声に示されているように、市民生活に必要不可欠なものであり、廃止方針は撤回すべきです。