【申し入れ】新型コロナワクチン・インフルエンザワクチンの予防接種料金の値下げを求める申し入れ
2025.10.15
日本共産党京都市会議員団
団長 西野さち子
10月15日から、65歳以上の市民に対し「新型コロナワクチン・インフルエンザワクチン定期予防接種」が始まりました。2026年(令和8年)1月31日まで行うとされています。2025年10月10日、厚生労働省から発表された「コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況について」では、新規感染者は減少傾向にあるとしながらも全体として高止まりであり要注意状態であることを示しています。同時に、インフルエンザを始めはしか、百日咳等の感染症の増加が示されています。
感染防止のためにも、予防接種を安定的に且つ広く実施されることが必要です。
ところが予防接種料金は、コロナワクチンは75歳以上が5,000円、65歳から74歳が7,500円となっており、市民の負担が大きすぎます。またインフルエンザワクチンは、もともと低所得者は無料であったものが、75歳以上は1,000円、65歳から74歳は1,500円となっています。
市民生活は異常な物価高騰や低収入、低い年金などの厳しい環境にあり、命を守るワクチン接種の負担軽減は強い願いです。
ワクチン接種に対する国の助成制度を拡充するよう求めるとともに、市民の命を守るために京都市が独自の助成を拡大して、希望する人全てが受けられるよう、予防接種の負担軽減を図ることを強く求めます。
以上