社会福祉協議会で再貸付が行われている「総合支援資金」について、すみやかに貸し付けが行われるよう申し入れを行いました。その内容は、以下の通りです。
申し入れは、議員団を代表して、とがし豊議員(教育福祉委員会副委員長)、くらた共子議員、河合ようこ議員、鈴木とよこ議員が行いました。
京都市長 門川大作 様
総合支援資金の再貸付に関する申し入れ
2021年3月19日
日本共産党京都市会議員団
団長 井坂 博文
新型コロナ感染症の影響が長期化する中で、市民生活の逼迫感が日に日に強まっています。こうした中で総合支援資金の再貸付申請が実施されていることは必要なことです。
ところが、2月16日から申請対応が始まった後、再申請した市民より「コールセンター担当者から審査に2ケ月かかると説明されるが納得できない」「困窮しており、もっと早くできるようにしてほしい」との声が多数寄せられています。
京都市によると、2月16日以降、3月第2週末までの再申請件数7800件、新規申請件数316件となっており、京都市社会福祉協議会において、体制を強化して対応されているとのことですが、申請者の中には「所持金がわずかしかない」などの実態もあることから緊急の対策が求められます。
よって、すみやかに貸付が行われるための必要な人員増と事務スペースの確保など、京都市社会福祉協議会への支援を行うとともに、緊急性に応じた京都市独自の貸付を実施するなど、必要な措置をとられるよう求めるものです。