「市バス・京都バス一日乗車券カード」の値上げ案撤回の申し入れ - 見解・声明|日本共産党 京都市会議員団

TOPICS ICON「市バス・京都バス一日乗車券カード」の値上げ案撤回の申し入れ

京都市長   門川大作 様                           2017年8月9日
京都市公営企業管理者
 交通局長  山本耕治 様                   日本共産党京都市会議員団
                                      団長  山中渡


 京都市は、7月24日開催の第3回「市バスの乗車環境を考える懇話会」において、「市バス・京都バス一日乗車券カード」(以下、市バス一日乗車券)を現行の500円から700円に値上げし、当面は600円にするとし、「京都観光一日乗車券」を1200円から900円に値下げする案を提示しました。
 「市バス一日乗車券」は、市バス・京都バスの均一運賃区間が、500円で自由に乗降できる乗車券であり、多くの市民や観光客に利用されていますが、京都市は「バス混雑緩和」や「料金の適正化」を口実にして値上げを表明してきました。しかし、バス事業会計は14年連続の黒字となっており、値上げの必要性はありません。
 日本共産党京都市会議員団は、「バス一日乗車券アンケート」を実施したところ、200通近い回答が寄せられました。ほとんどの方が、「値上げは反対」「値上げすれば外に出られない」「黒字なのになぜ値上げなのか」「500円を維持してほしい」など値上げには反対の声でした。
 「懇話会」の中でも、委員からのご意見で「500円だからこそ、市民の足として使えているとの意見もある」「500円据え置きもありだと思う」などの値上げを危惧する声も出されています。
 日本共産党京都市会議員団は、「市バス一日乗車券」の値上げは、生活が苦しい市民・利用者に負担を増やし乗客減少をもたらすものであり、値上げは到底認められるものではなく、改めて値上げ案の撤回を強く求めるものです。

                                                   以  上

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