[見解]京都市長が署名したヒバクシャ国際署名の更なる推進を求める - 見解・声明|日本共産党 京都市会議員団

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日本共産党京都市会議員団  団長 山中 渡

一、門川京都市長はヒバクシャ国際署名に賛同し署名したことが明らかになりました。この署名は、平均年齢80歳を超えるヒロシマ・ナガサキの被爆者が「後世の人々が生き地獄を体験しないように、生きている間に核兵器のない世界を実現したい」と、非人道的兵器である核兵器廃絶のために核兵器禁止条約の締結を求めて今春から始め、2020年を期限に世界の数億人を目標に毎年10月に国連に提出されるものです。党市会議員団も、9月市会において市長に署名の賛同を求めていたものであり、市長の署名を歓迎するものです。

一、京都市も加盟し、核兵器廃絶と恒久平和実現を訴える平和首長会議は、11月7日に開かれた国内加盟都市会議総会において、ヒバクシャ国際署名に賛同・協力することを確認しました。京都市においても署名推進のために市民しんぶん等による署名のよびかけや、庁内での署名コーナーの設置など創意を発揮するよう求めます。

一、一方で、10月末の国連総会第一委員会において「核兵器禁止条約に関する決議案」に日本政府は反対しました。唯一の戦争被爆国の政府として許すことのできない歴史的暴挙であり、国民と被爆者は怒りの声をあげています。日本政府は反対の態度を撤回し、すみやかな核兵器禁止条約の実現へ国連総会において全力を尽くすべきです。


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