[申し入れ]台風11号と8月16日の豪雨災害対策について(第1次) - 見解・声明|日本共産党 京都市会議員団

TOPICS ICON[申し入れ]台風11号と8月16日の豪雨災害対策について(第1次)

京都市長 門川大作様
日本共産党京都市会議員団  
団長  山中 渡  

 8月9日から10日にかけての台風11号と8月16日の豪雨により、市内において、1人の死亡、1人の行方不明者の人的被害をはじめ、建物被害、農林被害等が発生しました。犠牲者、被災者のみなさんに、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 日本共産党京都市会議員団は、ただちに現地調査を行い、さっそく今週の市会各委員会でも緊急の対応を求めました。さらに、現地で出された被災者の皆さんの声、要望を踏まえ、緊急に対策が必要な事項について以下のとおり申し入れるものです。


1 行方不明者の捜索・救助に引き続き全力をあげること。

2 引き続き被害の全体把握をすすめるとともに、被害拡大と第2次災害防止対策を強めること。

3 すべての被災者に対する救援と生活再建のための必要な支援を行うこと。そのための支援制度の周知など丁寧な情報提供を行うこと。速やかなり災証明書の発行を行うこと。

4 住宅被災者に対して、土砂搬出、家屋損壊に対する支援策を講じること。

5 生活道路、農道、林道の復旧に全力を上げること。また、昨年の台風18号による路肩崩壊で、仮復旧のままの箇所が今回再度崩落している。これらの箇所について早急に再仮復旧を行うとともに、本復旧対策と国への予算要求を強化すること。

6 花背峠、能見峠に通じる道路は損傷箇所が多く危険である。損傷箇所を早急に改修すること。

7 市原の頼光橋付近は豪雨による冠水、民家の浸水、車の水没を繰り返している。雨水管きょの新設工事を進捗させるとともに、豪雨の際には早い段階での通行止め対策をとること。また、周辺民家へ土のうを配備すること。

8 田畑へ流入した土砂の搬出、動物防除柵の復旧に対する支援策を講じること。

9 豪雨のたびに山からの土砂の流出がおこり、また、流木が川をせき止め被害が拡大するケースが多発しており、対策を強化すること。山の崩落危険箇所の地質調査など総点検を行うこと。

10 京都府と連携して府管理の道路、河川の復旧に全力をあげること。右京区・西京区の桂川河川敷グランド、北区の柊野グランドの復旧を府に要請すること。
以上

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