[声明]10月からの水道料金値上げ中止を強く求める - 見解・声明|日本共産党 京都市会議員団

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日本共産党京都市会議員団


 京都市は予定通り10月1日の検針分から、水道料金の値上げを実施するとしています。今回の料金値上げは、年間総額18億6千万円にものぼります。このまま値上げすれば市民生活と京都経済に重大な打撃を与えることは明らかです。
 市は今回の値上げの理由を「老朽化した水道管の更新のスピードアップや施設の耐震化」のためとしていますが、そもそも老朽管の更新が遅れた原因は、水道管布設替えに対する国の補助制度が大都市に不利であるなど、長期にわたって劣悪な制度が放置されてきたことにあります。
 劣悪な国の補助制度をそのままにし、加えて水道特別会計の経常利益は7年連続黒字のもとで、市民に負担を押し付ける今回の値上げは不当です。
 京都市のすべての老朽管を更新するには1500億円もの巨額の資金が必要です。国の制度の抜本的な改善なしにすべての老朽管更新は実現しません。市長は、国の制度改善の取り組みに全力を上げるべきです。また、市民生活に責任をもつというなら、値上げを回避するあらゆる努力をすべきです。
 日本共産党京都市会議員団は、改めて10月からの水道料金の値上げ中止を強く求めるものです。

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