私は、日本共産党市会議員団が提出しています、議第98号京都市敬老乗車証条例の一部を改正する条例制定に対する一部修正案について、議員団を代表し、説明します。
敬老乗車証の対象年齢を75歳以上とし、合計所得金額が700万円以上の方を対象外にすること、負担金の3倍以上の値上げとなる改正案については削除を提案します。
その上で、敬老乗車券については、現行制度を前提として、創設することとします。
原案の負担金を3倍以上に値上げする場合の敬老乗車券については、敬老乗車証の申請者が減ることを想定されたものであり、その受け皿として、1万円までの回数券を半額補助するというものです。
我が党提案の敬老乗車券は、現行制度をあくまでも補完するものとして、考えています。
現行制度においても、改善すべき課題として、第2種敬老乗車証における民間バスの対象拡充や、負担金の減額などがあり、現行の敬老乗車証の利用しにくさから、申請していない方がおられます。制度の改善が進むと当然、申請される方も増えますが、そういった方々の利便性の向上に繋がると考えています。
以上、同僚議員の皆さまの賛同を求め、修正提案説明とします。