トピックス: 2019年4月アーカイブ|日本共産党 京都市会議員団

2019年4月アーカイブ

 4月26日、議長・副議長・監査委員・関西広域連合議会議員の選出にあたって、【声明】を発表しました。本文は、以下の通りです。

【声明】

議長・副議長・監査委員・関西広域連合議会議員の選出にあたって

 
 2019年4月26日
 日本共産党京都市会議員団
  団長 井坂博文

 今回の統一地方選挙において、日本共産党市会議員団は18名の現有議席を獲得し、引き続き市会第二党を維持するとともに議会招集権を確保することができました。ご支援・ご協力をいただきました市民のみなさんに心より感謝申し上げます。選挙中に掲げた公約の実現に向けて全力を尽くす決意です。

 5月市会において、議長・副議長・議会選出監査委員(2人)・関西広域連合議会議員(2人)が選出される予定となっています。何れの役職においても、選挙で示された民意をふまえて選出するのが、主権者市民の代表たる京都市会の在り方として当然です。
 市会の構成において、議長・副議長の選出が議会運営の中軸となる重要な内容であることは言うまでもなく、衆参両院でも第一党から議長、第二党から副議長が選出されています。過去36年にわたって、市会第二党である日本共産党を排除する形で副議長の選出が行われてきた本市会の状況は極めて重大です。また、2人の定数である監査委員についても日本共産党が排除されています。関西広域連合議会議員については現在、自民党、日本共産党の各会派から選出されています。選挙結果を最大限反映させることを選出の基本とすべきです。

 日本共産党議員団は今回の選出にあたり、西野さち子議員を副議長候補として、井上けんじ議員を議会選出監査委員候補として、くらた共子議員を関西広域連合議会議員として推薦します。


 日本共産党京都市会議員団の新しい団長、副団長、幹事長を決定しました。
 今後とも、よろしくお願いいたします。

 団長  井坂 博文  
 副団長 西野 さち子  
 幹事長 加藤 あい

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 昨日(4月8日)、京都市が自衛隊へ、18歳・22歳になる若者の名簿を提供した問題について、「幹事長談話」を発表しました。本文は、以下の通りです。


【幹事長談話】京都市による自衛隊への若者の名簿提供について
2019年4月9日
日本共産党京都市会議員団
幹事長 井坂博文

一、4月8日、京都市が自衛隊京都地方協力本部へ、2019年度に18歳・22歳になる市民2万6601人分の個人情報(住所・氏名)を宛名シールで提供しました。自らの個人情報が提供される若者、市民有志、弁護士団体、教育関係者、労働組合など、さまざまな個人・団体が反対するなか、京都市が自衛隊への若者の名簿提供を強行したことは断じて許されません。日本共産党京都市会議員団は、京都市の暴挙に強く抗議するとともに、引き続き名簿提供方針撤回を求めます。

一、現在の自衛隊は、安倍政権の安保法制強行によって海外で武力行使を伴う任務を負っており、3月13日の市長総括質疑で副市長が「ゼロであるとは思わない」と答弁したように、京都市の協力で自衛隊へ入隊した若者が、海外の戦闘地域へ送られ命の危険にさらされるおそれもあります。
 京都市は「戦争協力事務は行わない」とうたわれている1983年の市会決議「非核・平和都市宣言」の立場に立ち、自衛隊への若者の名簿提供は中止すべきです。

一、福岡市では「市の個人情報保護条例に抵触する」「市条例では『法の定めがあれば個人情報を提供できる』が、自衛隊法施行令は具体性に欠け、定めとは言えない」と説明し、宇治市では「住民基本台帳法には閲覧の規定しかなく、市の個人情報保護条例に基づいても提供はできない」としています。
このような判断・対応をしている自治体があるように、京都市の「法の定めがあれば個人情報を提供できる」との主張は、法的根拠が欠けるものと言わざるをえません。若者本人の同意なしに自衛隊へ名簿を提供することは、憲法13条で保障された「個人の尊厳」「人格権」「プライバシー権」の侵害であり、今すぐ中止すべきです。

一、京都市はこれまで「個人情報の利用停止請求が行われた場合は・・・自衛隊へ提供する宛名シールから除外する」とホームページ上(2月20日付)で発表していました。にもかかわらず、提供の具体的時期を全く明らかにせず、対象となる若者への意思確認も行わないまま、一方的に名簿提供を強行したことは、市民との信頼関係も大きく壊すものであり、断じて許されません。


 京都市が、自衛隊へ18歳と22歳の2万8千人の個人情報(名前・住所)を、宛名シールの形式で提供することを決定した問題で、若者や市民から、大きな怒りの声が広がっています。このことは、自民党が市議会で推進してきました。
 京都市が、「宛名シールで個人情報を渡す」ことは、「名簿の閲覧」とは違い異常な対応です。
 京都新聞の朝刊、20面「市民版」に、そのことを報告する「2月市会報告」を掲載しています。ぜひ、ご覧ください。
 クリックすると拡大できます。

京都新聞 自衛隊問題広告 画像.png
PDFデータはこちらです➔新聞広告全5段_4月4日京都朝刊.pdf


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