日本共産党京都市会議員団と日本共産党京都府委員会は、観光インバウンド頼みで「違法民泊」が横行し、ホテル建設のラッシュで地価が上がり、京都のまちに住み続けることができないというまち壊しにストップをかけるため、「京のまちづくり緊急提言 三つの転換で、安心して住み続けられる京都へ」を発表しました。
この「提言」は、シンポジウムやアンケートを積み重ねた上に成したもので、宿泊施設の総量規制をはじめ、古都・京都を守り発展させる道筋、「住んでよし、訪れてよし」のまちづくりをどういう方向ですすめるかを提案しています。積極的なご意見、ご提案をお待ちしています。
PDFファイルはこちら➜京のまちづくり提言.pdf
以下は、提言の骨子です。
【提言1】 「観光インバウンド頼み、呼び込み型のまちづくりから転換...『オーバーツーリズム(観光地が耐えられる以上に観光客が押し寄せる状態)』の解消」。
▽過大な観光客誘致目標、「宿泊施設拡充・誘致方針」の見直し
▽宿泊施設の総量規制ー観光客の集中する地域で新規の宿泊施設・ホテル建設の中止。
【提言2】 「大型開発優先のまちづくりから、地域循環型、防災・減災を軸にしたまちづくりへ転換」。
【提言3】 「安心して住み続けられるまち、住民主体のまちづくりへ転換」。