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2005.6.28
2月定例市会本会議
ふじい 佐富議員が質問
(5月20日)

ふじい佐富議員は5月20日、市会議員団を代表して質問をおこないました。

「税金のムダ遣い」の市内高速道路建設は
直ちに凍結・中止すべき

 ふじい議員は冒頭、4月25日に起きたJR西日本の事故で犠牲になった方へお悔やみをのべ、再発防止のための安全対策を強く求めました。
 続いて、ふじい議員は、京都高速道路問題について質問。阪神公団は、事業の採算性を確保するため京都市に対し「事業区分の見直し」を求めています。ところが市内高速道路建設は建設中の2路線だけで500億円を超える事業であるにもかかわらず、「見直し」区間さえ明らかではありません。ふじい議員は協議内容を明らかにするよう求めました。また、名神高速道路と油小路線とを接続するジャンクションの設置は、京都市の事業としてやらざるを得ないことを暴露。さらに、京都高速道路の未着工の3路線は、接続する京阪連絡道路の目途もなく、阪神公団も事業主体になるつもりがない状況にあり、事業を進めれば進めるほど、財政破綻の道を暴走することになると厳しく指摘しました。工事中の二路線を根本から見直すこと、残る3路線の中止を求めました。
 市長は、「高速道路は必要不可欠な都市基盤施設」と従来の主張を繰り返し、事業中の2路線は「早期完成を目指して不退転の決意でとりくむ」と答弁。一方、3路線や名神高速道路と接続するジャンクションについては、市の財政状況、国の動向や社会経済情勢を検討する中で、事業化に向けたとりくみを推進していくと慎重な答弁を行いました。


築30年を越えるマンションの実態調査を約束

 ふじい議員は世帯の約一割を占める分譲マンションについて質問。築30年を越えるマンションが715あり、継続的な実態調査とともに、住宅政策課がマンションの総合的な窓口の役割を果たせるよう充実させることを求めました。
 理事者は、築30年以上の分譲マンションの実態把握を約束しました。
 あわせてふじい議員は、キリンビール工場跡地開発、京都駅南口開発について、まちづくりは本来住民が決めるべきと見直しを要求。また、LRT導入に向けて、2年かけて検討された内容をすぐに公表し、市民と一体となって、導入に向けた具体的な議論を進めることを求めました。

ごみ有料化はやめよ

 京都市で家庭ごみの「有料化」が検討されており、今年度中に有料化の条例提案をする日程まで出されている問題について、ふじい議員は、具体的な例も示して有料化でごみは減らないこと、負担の不公平、税金の2重取りであり、ごみ減量化対策としても最悪のシナリオであると指摘。有料化せずにゴミ減量にとりくみ、成果を上げてる自治体に学び、分別と再資源化にとりくむべきと訴えました。
 さらに、今年度分の国民健康保険料の賦課方式見直しにより保険料値上げでさらに払えない市民が増えることを指摘。保険料を下げ、資格証明書・短期保険証の発行はやめるよう求めるとともに、敬老乗車証の有料化は撤回すべきと強調しました。


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