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No.365・目次
2002.10.29

岩橋ちよみ
委員長

北山ただお
議 員

若宮 修
議 員
倉林明子
議 員

三宅誠孝
議 員

西野さち子
議 員

加藤広太郎
議 員
 


市バス崩壊のルネッサンスプランは撤回を


 市バス事業の半分を「管理の受委託」方式で民間委託する「交通ルネッサンスプラン」が提案されました。日本共産党は、当局が「市バスを守る」と言いながらこれまで事業を縮小し乗客を減らしてきたことを指摘。今回のプランもその延長で、公営交通の責任放棄であり、規制緩和のもと市バス事業の崩壊を招くとして撤回を求めました。また、小型循環バスの要望実現へ、支援をすべきと迫りました。

市バス事業の後退
(桝本市長就任後 6 年間)
96 年度末〜 02 年度で
・1 日走行キロ 24,800 キロの減
・在庫車両 135 両の減
・職員 655 人の減
・1 日乗客 125,000 人の減


地下鉄西伸計画の過大需要予測を指摘

 二条〜天神川の延伸計画について、天神川付近の予想乗客を三条京阪より三千人多い二万千人としているなど、過大な需要予測であり、再検討を要求。あわせて LRT の積極的取り組みを求めました。



鉛管対策、給水停止問題、福祉減免の実施、公共事業めぐる贈収賄事件で追及


 水質の新基準に対応した鉛管の取り替えのため、国に補助制度を求め、市独自の融資制度創設なども要求。また、料金滞納者への機械的な給水停止は行わず上下水道料金の福祉減免実施を強く求めました。

 逮捕された市公認水道協会の幹部が市の公共工事で、多額の契約実績を得ており、毅然とした対応を強調。水道局発注の新たな談合疑惑もあり、構造的な談合体質改善へ抜本対策を要求しました。


水フォーラムにむけ雨水利用の総合的指針、巨大投資の見直しを…大型投資としない答弁引き出す


 世界水フォーラムにむけ、イベント中心でなく、雨水利用の総合的指針・要綱の早期策定・実践、巨大投資とならないよう下水道マスタープラン見直しを要求。市は大型投資にならないよう節減すると答弁しました。

 また、上鳥羽建設協同組合の入札を特別扱いすべきでないこと、汚水資本費補助金の早期復活を求めました。

雨水幹線別工事進歩状況(10年確率降雨への対応)

主要幹線名 接続幹線名 事業期間 事業費(億円)
計画 H13までの実績
東大路幹線 岡崎・丸太町幹線 祇園幹線 東大路分流幹線等 S61〜H18 約400 374
西羽束師川幹線 西羽束師川1−2号

西羽束師川1−16号
S61〜H16 約390 374
桃山雨水幹線 分水点接続4箇所 H11〜H14 約35 31
伏見幹線 大手筋幹線 大手筋北・南幹線 深草南幹線等 H8〜H37 約500 47
堀川中央幹線 西堀川分流幹線 烏丸丸太町幹線 新町丸太町幹線等 H12〜H20 約150 27
堀川北幹線
北山幹線
今宮幹線 新町幹線等 H11〜H18 約90 53
有栖川中央・北
南幹線
有栖川中央第1〜3準幹線 有栖川北第1〜2準幹線等 H13〜H17 約100 14


市民の健康を守る役割発揮を


救急患者受け入れ数(人)
 
手話通訳者の配置を約束

 この間数年にわたって求めてきた専任手話通訳者の配置について、通訳の心配をせずに病院にかかれるよう保障すべきと追及。これに対し今回初めて理事者は「福祉事務所への週二回の巡回通訳に市立病院にも要請中」であり、今年の秋を目途に実施の方向であることを明らかにしました。

診療報酬の再改定を求めよ

今春の診報酬改定についての影響と見解をただしました。理事者は「厳しい経営を強いられている」と述べ、適正な見直しを求めた自治体病院開設者協議会と同じ立場を表明。党委員は、医療法改悪容認の姿勢を改めるとともに政府に対し再改定を求めるよう要求しました。
 また、老人医療の窓口負担増に対し、一ヶ月あたりの上限額を超える分については窓口で払わなくても良い「委任払い」の創設で、医療を受ける権利を保障するよう主張。理事者は「委任払いの考えはない」と冷たく拒否しました。

医療の安全と労働者の健康を守れ

 市立病院の看護体制について、「月八日以内」という職員との夜勤協定が守られていない実態を示し、これでは医療の安全と労働者の健康が守れないと追及。育児休業の期間が三年と延長された下で必要な人員の確保を求めました。
 さらに、増大、重症化する救急患者の受け入れに対する体制充実を求めました。

No.366
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