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No.358・目次
2001.4.18




御苑ウォッチングにて
 
 
 

 河上洋子さんは、京都御苑への迎賓館建設計画が明らかになった当初から 10 年近く、住民とともに、反対運動の先頭に立ってきました。

「京都御苑に迎賓館はいらない」…ねばり強い取り組み

 当時、京都の政財界は建都 1200 年事業のビッグプロジェクトと位置づけ、94 年着工をめざし強力に推進。多くの市民が反対の声をあげるなか、まともな説明もなく閣議了解が強行されました。94 年には「京都御苑への迎賓館建設に反対する連絡会」が結成され、ともにねばり強く運動をすすめています。

矛盾点を明らかにし、市民の声を代弁する

 河上さんは、賓客受け入れ時の警備による市民生活への影響、市民の憩いとスポーツの場を奪い、豊かな自然環境の破壊への不安など、常に市民の願いを代弁してきました。赤坂迎賓館の利用でさえ年数回であること、都市計画の現行規制のままでは建設することができないことなど、建設計画の矛盾を的確に突き、運動を励ましてきました。

政府にも交渉、政治を動かす確かな力

 河上さんと住民とによる追及を背景に、1 月開催の京都市都市計画審議会では、学者委員の過半数が保留・反対という異例の事態となり、政府交渉の場で環境省が自然環境の破壊について答弁不能に陥るなど、いっそう矛盾が浮き彫りになりました。

 今予算議会でも、タシロランの保全などについて質問。「諫早湾の 2 の舞になってはならない」と京都市の責任を追及しました。



No.356
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