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No.357・目次
2001.3.28

2 月定例市会・本会議質問
坂口芳治議員が討論

 3 月 1 日の本会議で、坂口芳治議員が討論に立ちました。


平成 12 年度補正予算について
大岩街道地域一帯―住民の願いに答える抜本的な改善の方向を早急に示すべき

 坂口芳治議員は、提案された補正予算案の中に、大岩街道沿いのダイオキシンを発生させ、使用停止命令を受けている、エコクリーンの土地などを買収するための予算が含まれており、党議員団は、この補正予算を予算委員会で質疑すべきだと、提起しましたが、付託されなかったとして、その問題点を述べ、討論をおこないました。

 坂口議員は「エコクリーンは、建設される前から、地元で反対運動がありましたが、平成 9 年 5 月 6 日、京都市が認可したために、操業を開始、黒煙を噴き上げるなどして、周辺の住宅団地に多大の被害を与えてきた施設であり」、「一昨年、ダイオキシン調査で暫定基準の四倍以上が検出され、9 月 3 日操業停止命令を受け、以来現在も操業をしていない」ことを示しました。そして「事実上、操業再開は不可能ではないかと見られてきた」、地元からは「何らかのペナルティをかけてもらいたい」と思っておられる施設であることとをのべ、市で操業を引き継ぐわけではないのに、機械装置まで買い上げようとしているのではないかとして、買収価額についても、厳密な検討を求めました。

 また、買収した土地を何に使うのか、施設の撤去の時にダイオキシンの飛散など心配がないのか、地元によく説明し、協議するよう求めました。

 そして、エコクリーンの付近には、他にまだ 4 つのよく似た中間処理施設の焼却炉があり、現在も黒煙を上げるなどいろいろな問題をおこしており、事業者にきちんと責任をとらせることが大事なのではないでかとのべました。

 坂口議員は、最後に「大岩街道周辺地域をどのように整備するかの具体的な方針は、まだ決まっておらず、この地域一帯について、住民の願いに答える抜本的な改善の方向を早急に示すべき」と強く求めました。


No.356
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