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No.383
2006.11.2
 

特集2 10月ごみ有料化強行に抗議!!


報告する せのお議員

京都市はごみの分別・リサイクルをすすめるべき

 「分別をすすめないで、有料化だけでごみは減らない」「プラスチックのモデル分別をやってきた。それを拡大していくのならわかるが、何の脈絡もなく有料化を押しつけるやり方には納得できない」

 有料化が強行されて間もない十月十日、「ごみ有料化を中止せよ! 怒りと抗議の市民集会」(自治体要求連絡会・新日本婦人の会・京都市職員労働組合/共催)が開かれ百人を超す市民が参加。せのお直樹議員が有料化問題と職員不祥事問題について市政報告を行いました。

 これまで市に協力してきた人たちの善意をも踏みにじる誠意のない態度や、高齢者の相次ぐ負担増に追い打ちをかける有料化の押しつけ、過剰包装や企業責任の追及についても実行されていないなど、参加者からは怒りの発言が相次ぎました。


10月10日、ごみ有料化反対の市民集会

「二千回を超える話し合いの場」のはずが〜姑息な数あわせ〜 

 党市議団は、議会招集権を活用し「全面解明のための臨時市会を要求する」との見解を発表し、粘り強く折衝する中で、不祥事問題に集中した全常任委員会と全議員参加により市長の出席を求めておこなう常任委員会連合審査会(八月二十一日〜二十八日)を開催させました。あわせて、八月三十一日には臨時本会議を開催し、調査特別委員会を設置させました。


有料化の中止・見直しを求める請願

与党が不採択に

請願採択を求め、ひぐち英明議員が討論

 ひぐち議員は、閉会本会議で九月市会に提出された「家庭ごみ有料化十月実施の見直しを求める」請願など二十二件の請願の採択を求めて討論を行いました。

 ひぐち議員は第一に、「有料化でごみが減る」という根拠も事例も示されなかったと述べ、遅れている分別・リサイクルの取り組みをすすめ、有料化をしなくてもごみの量を減らしている事例に真摯に学ぶべきこと。第二に、市民の暮らしが厳しい中、負担ばかりが増やされてきており、年間二十億円もの負担の新たな押しつけは許されないこと。第三に、市長が述べた「二千回を超える話し合いの場をもち、理解と納得を得る」という約束が守られていないことを指摘しました。

 さらに、「職員の服務規律の徹底」を求めた付帯決議も実行されておらず、無料の「お試し袋」の配布も、民間に委託した結果、混乱を極めたと述べ、市民の理解と納得も得られていない中でのごみ有料化の強行は、断じて認めることはできないと、請願採択を主張しました。

 請願は、市長与党と無所属議員の多数で不採択となりました。

「お試し袋」配布を民間に委託し、大混乱

 ある方は、九月末になっても袋が届かないため、配布実施本部に連絡したら「青い袋で出したらいい」と言われ、そのとおりに出したら、「×(バツ)」のマークをつけられて収集されず。市の担当窓口に抗議すると、今度は「お試し袋」が次々と三つも届けられたと怒りの声。九月末で未配布は二万世帯との発表ですが、市役所だけで一日八百件の苦情電話がありました。




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