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No.382
2006.6.20
 

家庭ごみ有料化 10月実施 ストップを

与党が強行
市民は納得していない
市民集会に115人

 十月からの家庭ごみ収集有料化(有料指定袋制導入)を、自民、公明、民主・都みらいの各会派と無所属議員が強行しました。(三月十七日・二月市会最終本会議)

 一万を超える署名、六百六十六件の請願など、市民の反対の声が大きく広がる中での強行です。

 日本共産党議員団は、ごみ減量につながらず、市民負担を増やすだけの有料化に一貫して反対。市民を信頼してひきつづき話し合いを行い、分別・リサイクルをすすめるよう求めました。議決後も、疑問や怒りの声がつづいています。十月実施を中止させるため、みなさんと力を合わせてがんばります。


写真
▲市民集会で報告するせのお直樹議員
写真
▲どしゃ降りの中、集会に詰めかけた市民(5月19日)

●市民意見は有料化に「否定的」が「肯定的」を上回った(京都市調査)

  肯定的意見(件) 否定的意見(件)
パブリックコメント・意見書 3,254 3,529
意見交換会意見発表 554 1,324
合計 3,808 4,853

●家庭ごみの有料化に「反対」が圧倒的
(日本共産党議員団のアンケート調査結果)

図

市長
「2000回以上の話し合いをする」と約束

 「町内単位をはじめ、およそ2000回を超える話し合いの場を持ちまして、市民の皆様にご理解と納得を頂けるよう誠心誠意努力してまいりたい」
(3月9日普通予算特別委員会・市長総括質疑市長答弁)

 「出前トークの申し出をすべてお受けし……ている」
(5月19日市会本会議市長答弁)



5月市会本会議(5月18日)

市民の声
666件の請願をオール与党が否決

採択求め、せのお議員が討論

 「家庭ごみ『有料指定袋制』導入反対」の請願六百六十六件が、オール与党と無所属議員によって否決されました。五月十八日の本会議で、せのお直樹議員が討論を行いました。

 せのお議員は、この間の審議で(1)意見交換会も全市民を対象としたものでなく、有料化ありきのアリバイづくりだった、(2)意見集約も恣意的にゆがめられていた、(3)減量には分別・リサイクルの徹底と市民を信頼した十分な話し合いこそ必要、(4)有料化でごみは減らないことがはっきりした、と述べました。

 有料化議決後も、「意見交換会はなんのために行ったのか」「紙オムツはどうなったのか」「街路樹の落ち葉拾いまで個人負担なのか」など、市民からは厳しい声が相次いで寄せられていると紹介。市民は全く納得しておらず、このままでは大きな混乱を招くと厳しく指摘し、請願の採択を求めました。




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