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No.381
2006.3.17
 

ごみ有料化ストップを!

市民の「声」を偽装し、有料化を提案
666の反対請願 市長に怒りの声

 市長は二月予算市会に、十月からの家庭ごみ有料化を提案。提案に先だち京都市は「意見募集」「意見交換会」「その他の意見」で、有料化に「肯定的」意見が「否定的」意見を上回ったとの集計結果を公表していました。

 ところが、寄せられた意見の中には、「有料化には反対です」と記入されたものまで「肯定的」意見に入れていたことが判明しました。有料化のための意図的な集計がされていたのです。

 党市議団は直ちに抗議、市民とともに集会、宣伝にとりくみました。

 今議会に寄せられた請願は六百六十六件。怒りの声がまきおこりました。


河合ようこ議員写真
▲「報告と市民討論のつどい」で報告する河合ようこ議員(1月20日)
予算委員会室前での議員要請行動(写真)
▲予算委員会室前での議員要請行動(3月2日)
市役所前の宣伝で訴えるせのお直樹議員(写真)
▲市役所前の宣伝で訴えるせのお直樹議員(1月27日)
有料化反対キャラバン宣伝(写真)
▲有料化反対キャラバン宣伝(2月6日〜10日)

申し入れ

有料指定袋制導入方針の撤回を求める

京都市長 桝本?兼 殿
二〇〇六年一月二十三日
日本共産党京都市会議員団 団長 山中 渡

 昨年、有料指定袋制導入の基本方針が示され、その後パブリックコメントの募集、意見交換会が実施されてきました。意見交換会では反対意見が続出し、市民生活が厳しさを増す中での有料化がいかに市民生活を省みないものであるか、また、ごみ減量のためには、分別・リサイクルの拡大、徹底を多くの市民が望んでいるかが明らかになりました。

 市当局の集約でさえ、パブリックコメントでは、「肯定的な意見」が三百五十九通(四七%)、「否定的な意見」が三百一通(三九%)、意見交換会での意見記入では四千六百四十八通のうち「肯定的」が千六十七通(二三%)、「否定的」が九百五十五通(二一%)という結果であり、賛成と反対が拮抗しています。しかも、その内容を見れば、反対の意見表明があるにもかかわらず賛成にカウントしているものもあり、市民をごまかす恣意的な集約と言わざるを得ません。さらに、反対意見が続出した意見交換会会場での集約結果はいまだに公表されておらず、意図的に遅らせているのは重大です。

 日本共産党市会議員団は、市民の意見を聞くため全戸を対象としたアンケートを実施したところ、一月十二日現在、寄せられた六百四十二通の回答のうち、圧倒的多数の五百十三通が反対でした。市民が有料化を望んでいないことがこのアンケートでもいっそう明らかになりました。

 ごみの減量のためには市民との徹底した討論をおこない、分別・リサイクルなどを充実させるべきです。また、生産者責任の拡大などを国に対して強く求めるべきです。

京都市長へ有料化撤回の 申し入れ(写真)
▲京都市長へ有料化撤回の申し入れ(1月23日)

 有料指定袋制導入の二月議会での条例提案は絶対に行わないよう、強く求めるものです。

2005年度一般会計補正予算

倉林明子議員が討論(2月24日)

 倉林議員は、補正予算には保育所運営費やアスベスト対策など必要な予算が盛り込まれていると賛成しつつ、重大な問題点が含まれているとして、

  1. 市民に対する負担押しつけがあらためて明らかになった
  2. 伏見区総合庁舎建設に民間事業者が参入するPFI手法を導入
  3. 保育士・看護師など勧奨による大量退職で市民サービス低下の懸念

について指摘しました。




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