日本共産党 京都市会議員団トップ
市政を動かす 日本共産党●京都市会議員団NEWS 日本共産党
No.383 | No.382 | No.381 | No.380 |

No.379

| >>


2005.11.7
9月定例市会閉会本会議
玉本なるみ議員が討論
(9月27日)

 玉本なるみ議員は九月二十七日の本会議で、介護保険法改悪にともなう条例改定に反対し、討論に立ちました。

介護保険改悪による新たな負担増の中止

 玉本議員は、介護保険法の改悪で十月から、特別養護老人ホームなどの施設の食費、居住費が保険からはずされ、年金額を超える負担になる場合もあると改悪を批判。京都市内では施設入所者の半数近い方々が値上げとなることを示しました。


 さらに今回の法改悪は、軽度認定者の介護サービスの利用制限や、老人保健事業を介護保険に組み込むなど、国庫支出をいっそう削減し、負担増・給付減だけを国民に押しつけるものと厳しく指摘。国に対し負担増の中止と制度の改善を求めること、必要なサービスをまもり、実効ある軽減措置を講じることなど、改悪法によるサービス切り捨て・負担増から高齢者と住民をまもれと主張しました。
 条例改定は、与党の賛成で可決されました。

施設給付の見直しに伴う利用者負担額の増減
〈特別養護老人ホーム入所者 ※要介護5、多床室の場合〉
(カッコ内はユニット型個室)

利用者負担段階 利用者負担(万円/月)
合計(1) 内訳
1割負担 居住費 食費
第1段階 2.5(4.5〜5.5) 1.5 (2.0〜3.0) 1.0
第2段階 4.0(7.0〜8.0) 2.5 (3.0〜4.0) 1.5
第3段階 4.0(7.0〜8.0) 2.5 (3.0〜4.0) 1.5

第4段階 5.4(9.5〜10.5) 3.0(3.1) (4.0〜5.0) 2.4

利用者負担合計
(万円/月)
(2) (A+B+C)
1割負担(A)   保険外に   増減(万円/月)
(2)-(1)
居住費(B) 食費(C)
2.5
(5.0)
1.5 0
(2.5)
1.0 0
(△0.5〜0.5)
3.7
(5.2)
1.5 1.0
(2.5)
1.2 △0.3
(△2.8〜△1.8)
5.5
(9.2)
2.5 1.0
(5.0)
2.0 1.5
(1.5〜2.5)
利用者負担限度額の設定
8.1
(12.8)
2.9
(2.6)
  1.0
(6.0)
4.2   2.7
(2.3〜3.3)

※利用者負担段階 第1段階:市民税非課税世帯で、老齢福祉年金受給者等  第2段階:市民税非課税世帯で、合計所得金額と課税年金収入額の合計が年額80万円以下の方等  第3段階:市民税非課税世帯で、第2段階に該当されない方  第4段階:世帯に市民税の課税者がおられる方
※10月1日以降の第4段階の方については、標準的なケースで、居住費、食費については利用者と施設との契約によって決まります。


ページトップへ
日本共産党京都市会議員団