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2005.11.7
9月定例市会閉会本会議
北山ただお議員が討論
(10月13日)

 北山ただお議員は十月十三日の閉会本会議で、市バス事業決算は認定しない、その他の決算議案八件は認定することを表明し、討論に立ちました。

市民への公的責任を果たすことこそ、公営企業の第一の役割

 市立病院、上下水道、市バス、地下鉄などの公営企業は市民生活に密着した事業です。北山議員は、公営企業が市民への公的責任を果たすため、①公営企業の独立採算制の撤廃と地下鉄建設や運営に対する補助制度の抜本的改善を強く国に求めること。②必要な一般会計からの繰り入れの努力を行うことを強く求めました。


市バスの「管理の受委託」推進は市民サービス・安全性切り捨ての道

 続いて北山議員は、市バス事業決算を認定しない理由を二点にわたって述べました。第一点は、市バス事業の「管理の受委託」の一層の推進によって、路線の廃止やダイヤの削減をすすめ、労働者の賃金引き下げ競争を進めることで乗客の安全が脅かされていること。第二点は、リストラ最優先で、乗客の増加に力を入れない消極的な経営をすすめている点です。
 北山議員は、走行環境改善による定時性の確保、コミュニティバスの導入・支援など積極的な乗客増対策を進めること、「交通懇談会」などの設置で、利用者の声をしっかり聞くことを求めました。

上下水道事業・市立病院決算、アスベスト健康被害対策について

 北山議員は、上下水道事業について、①鉛管取替えについて早急な改善をすべきこと。②上下水道料金の福祉減免制度創設。市立病院事業では①労働基準法違反の実態にある医師の宿日直問題の早急な解決。②市立病院整備計画にPFI手法を導入する問題について、安易な民間手法を避けることを求めました。アスベスト健康被害対策では、厳密な調査・分析を行うことを求めました。
 また、京北地域関連の決算にかかわって、市民サービスの低下がおこらないよう求めました。


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