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2005.11.7
 

国保料・保育料の値上げ、敬老パス有料化に…つづき
日本一高い 地下鉄運賃値上げ

公約違反市長と自民・公明・民主が強行

 「"赤字だから値上げ"は責任の棚上げ」「市民に負担増の連続は許されない」――日本共産党京都市会議員団は、早くから値上げのくわだてを指摘し、値上げを許さない取り組みを強めてきました。
 与党は「値上げは避けられない」と賛成。市民の声を取りあげ「赤字解消を言うなら乗客サービス向上による増収こそ必要」と主張。具体的な対案を示したのは、日本共産党だけでした。


日本共産党

乗客サービス向上こそ必要  
市民とともに撤回求めてたたかう


緊急市政報告懇談会

 八月の「市民しんぶん」に、市は「このままでは地下鉄経営は維持できない」と赤字を強調する記事を掲載し、運賃値上げを誘導してきました。議員団は「赤字を口実にした地下鉄運賃の値上げは許されない」との見解を発表。値上げ提案がされた三十一日には、ただちに「日本一高い地下鉄運賃となる値上げ議案の撤回を求める」との団長談話を発表し、市長を厳しく批判してきました。
 九月二十日には自治体要求連絡会、市民の足を守る会との共催で緊急市政報告懇談会を開催、同じく二十 ̄二十二日にかけてキャラバン宣伝を地下鉄十五駅頭で実施、二十八日にも二条駅前で二団体とともに宣伝しました。値上げ審議を行う委員会の直接傍聴や主旨説明の許可申請を市民が行いましたが、与党が否決。議員団は、お昼の休憩時に緊急報告会を行い、市民とともに値上げ撤回の取り組みをすすめました。


▲左から宮田えりこ、倉林明子、ひぐち英明の各議員


▲左から西野さち子、くらた共子、赤阪仁の各議員


▲左から岩橋ちよみ、せのお直樹、ふじい佐富の各議員


▲左からさとう和夫、河合ようこの各議員



アスベスト対策で申し入れ

 8月10日、日本共産党京都市会議員団は「アスベストによる健康被害対策等に関する申し入れ」を、市長に対し行いました。国・企業・自治体が長期的な視野に立った抜本的な対策を取ることが求められているとして、8点にわたって申し入れました。

(要旨)

  • 庁内に関係局による対策委員会を立ち上げ、必要に応じて医師・建築関係者などの専門家を交えた連絡会議を開催すること。全職員の研修と、市立病院・衛生公害研究所に専門的な体制を確立すること。
  • 広報紙等も活用し、企業や市民に情報提供を求め、過去の使用状況等の実態把握に努めること。
  • 施設の解体にともなう作業者もふくめ、アスベストを取り扱うすべての事業所や従業員に対し、作業従事者の健康管理、石綿の飛散防止や実効ある対策などを周知徹底すること。また、施設関係者や周辺住民も含め、新たな被害者発生防止の対策に万全を期すこと。
  • 解体作業に従事した建築関係者等、その職歴に応じた無料検診を実施すること。
  • 民間とも協力した市民相談の体制、啓発を行うこと。
  • 各保健所・支所、衛生公害研究所に設けた健康相談窓口では、市民からの多面的な相談に適切に応えられるよう、必要な研修を行うこと。
  • 専門家を養成し、各土木事務所に配置するなど、建築物に関する相談(使用、解体など)にも応えられるような体制を整えること。
  • 公共建築物については、委託施設や過去に民間に売却した保育所等も含めて調査し、使用の実態があれば市の責任で除去すること。
  • 法令に定められた報告義務のない建築物の解体にあたっても報告を求め、調査・除去時の助成等を検討すること。
  • 対策を講じるにあたって、必要な制度改善と財政措置を国・府に求めること。



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