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No.373・目次
2004.7.28
5月定例市会●本会議
せのお直樹議員が質問

 せのお直樹議員は、五月一九日の本会議で代表質問を行いました。

>> 質問全文
せのお直樹議員

京都から平和メッセージの発信を
市民の目線で、
福祉・教育予算の復活を

市民の暮らしに直結する 「年金改悪法案」に反対を

 せのお直樹議員は、市民の暮らしに責任を持つ立場から、市長は今回の年金改悪に反対の意思を表明し、「健康で文化的な最低限度の生活」ができる給付水準の確保を国に強く求めるべきだと追及しました。政府案の「百年安心の年金」の根拠は崩れ、三党合意を行った民主党案は、年金目的消費税を創設することを盛り込んでおり、消費税大増税に道を開く危険性をはらむものだと厳しく批判しました。理事者は、国庫負担率の引き上げ、制度の充実について要望すると答弁しました。

はがれた政府の「二枚看板」
国民年金保険料の推移
グラフ
厚生年金給付水準(モデル世帯)
グラフ
「保険料に上限」「給付は5割確保」のウソを坂口厚生労働大臣は認めた。

イラクからの自衛隊の撤退を

 せのお議員は、速やかに自衛隊撤退を政府に求めるとともに、歴史都市連盟会長として、加盟都市にイラク復興への共同の働きかけをすべきと市長に迫りました。
 また、日本の自衛隊派遣の意味が改めて問われたイラクでの日本人拘束事件で、政府は自らの責任を転嫁するために「自己責任論」を展開したと批判。政府与党の自己責任こそ問われるべきだと強調しました。


イラク占領 ほころぶ「有志連合」
米、 英、日本、イタリアなど、最高時37カ国が派遣
部隊縮小
ポーランド
ブルガリア
矢印
  • 2月撤退
    ニカラグア
  • 4月撤退
    シンガポール
  • 5月撤退
    ホンジュラス
    スペイン
    ドミニカ共和国
  • 6月以降撤退予定
    ノルウェー
    ニュージーランド
  • 撤退検討
    タイ
    フィリピン
    ポルトガル
    ウクライナ

国民保護法案を先取りした動きは改めよ

 せのお議員は、京都市では今年度から危機管理監を置き、京都府は危機管理室の参事に自衛官を配置している問題をとりあげ、これら一連の動きは、有事法制の先取りとのそしりを免れないと指摘しました。市長は平和を願う市民の声にこたえて有事法制にきっぱりと反対し、先取りするような動きは改めるべきだと求めました。

「三位一体改革」で教育・福祉・市民サービス
切り捨てを許すな

 せのお議員は、「三位一体改革」の本質をしっかりと見定め、カットした保育や教育の補助金の復活など地方支援の強化を国に求めるべきだと市長に求めました。  ちびっ子プールの廃止、大宮交通公園のゴーカート運営費の縮小、学校運営予算一律二〇%カット、生活保護世帯への夏季・歳末見舞金の廃止がおこなわれた一方で、不要不急の大型公共事業である総額二三〇億円の焼却灰溶融炉施設の建設、同和対策を継続する自立促進援助金だけでも五一億円にもなると批判しました。市長は、「溶融炉は最小の経費で最大の効果と自負している」と答弁しました。

溶融炉施設の事故例
施設名 年月 内容
愛知県東海市
清掃センター
H14年1月 水蒸気爆発
青森県弘前地区
環境整備センター
H15年7月 水蒸気爆発
京都市東北部
クリーンセンター
H14年4月 耐火物損傷し下部安全ピットに達した
香川県豊島
環境センター
H16年1月 可燃ガス発生し小爆発

障害者福祉の支援制度の充実を

 せのお議員は、支援費の単価が極めて低いため、障害児の児童デイサービス施設では、職員体制が維持・存続すら困難になっている現状や利用時間の制限が厳しく、必要なサービスが受けられないケースも出ている実態をとりあげ、すべての障害者が必要なサービスが受けられ、施設運営が安心して行えるよう万全の支援をすべきだと求めました。


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