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No.372・目次
2004.4.26
3 月定例市会●閉会本会議
井坂博文議員が討論

 三月二九日の閉会本会議で、井坂博文議員は、二〇〇四年度公営企業特別会計予算案について討論をおこない、市バス事業予算には反対しました。

>> 討論全文
井坂博文議員

一般会計からの支援で公共の福祉を増進するように運営せよ

 井坂博文議員は、公営企業が独立採算制を押しつけられてきた現状を指摘し、経済性を優先させて公共性をいささかも後退させてはならないと強調しました。そのうえで、市立病院への補助金の復活、下水道事業への汚水資本費補助金の全額復活をおこなうべきだと求めました。


市バス事業―
営業姿勢がまったく消極的「管理の受委託」の撤回を求める

 〇三年度比で、一日あたりの走行キロ、乗客数も減少というきわめて消極的な予算案であると指摘。さらに「民間委託を一層推進」する「管理の受委託」については撤回し、市民の足を守る積極策を求めました。

 「敬老乗車証」について、委員会審議での副市長答弁にもとづき、現行制度の堅持と拡充を改めて求めました。

地下鉄事業―
〇五年度の地下鉄運賃値上げは認められない

 〇五年度に運賃改定が計画されていることを指摘し、市長の「慎重に判断する」との答弁が真意ならば絶対にやめるよう求めました。地下鉄の不良債務解消のための「経営健全化出資金」は、財源が市債であり、地方に負担を押しつける三位一体改革の具体化そのものであることを指摘し、国の責任ある対応が必要であると強調しました。

市立病院―
市民の健康を守ることを目的に運営を

 市立病院事業では、「公的病院として市民の健康を守ることを目的に運営する」との理事者の答弁の通り、堅持していくことを求めました。

 また、医療事故防止については、看護師の夜勤の増加の問題や三十二時間連続勤務が常態化しているなどの事態について確実な改善をもとめました。

上下水道局―
上下水道局の統合は、市民サービスの向上の実現を

 今後五年間料金を維持するという「中期経営プラン」について、公共の福祉と公営の堅持を求め、市民サービスの向上のための努力を求めました。

 さらに、水共生プラン提言を生かした、雨水流出抑制の具体化を求め、下水道マスタープランの大型事業の見直しと凍結を提案しました。

 料金滞納による給水停止については、機械的な給水停止はやめ、上下水道料金福祉減免制度の一刻も早い創設を強く求めました。


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