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No.371・目次
2004.3.29
3 月定例市会
井上けんじ議員が質問

 三月四日、井上けんじ議員は本会議で代表質問をおこないました。

>> 質問全文
井上けんじ議員写真

「福祉切り捨て」の市政をあらためよ
焼却灰溶融炉建設計画や
市バスの管理の受委託撤回を
文化活動への支援強化、同和行政終結を

生活保護世帯への夏季歳末見舞金の
削減撤回を求める

 井上けんじ議員は、桝本市長は「福祉は後退させない」と言い続けてきたが、実際には国の悪政のしわよせを市民に押しつけてきたと批判しました。在宅酸素患者への医療費負担の軽減、生活保護世帯への夏季歳末見舞金の削減撤回を求めましたが、理事者は厳しい財政難で困難だと冷たい態度に終始しました。


  政令市における 国保の一人あたり一般会計繰入金比較 (14 年度決算)
グラフ
 

介護保険の減額制度の拡充と国保料の引き下げを

井上けんじ議員は、介護保険の利用料減額制度拡充を求めると同時に、基盤整備、介護予防やリハビリ、早期発見早期治療体制の充実、グループホームや小規模多機能施設等の新増設を求めました。

 さらに国保の資格証明書・短期保険証の発行をこの八年で五倍にもふやしていると指摘し、国保料の引き下げへ、国の負担割合を以前のように、医療費の四五%に戻すよう強く求めること、市独自の繰り入れも増額するように求めました。

ゴミの分別収集を徹底し、
焼却灰溶融炉計画の撤回を

焼却灰溶融炉(総事業費 230 億円)を導入した場合、 ランニングコストは年 13 億円(概算)
1 エネルギー費 8 億 8000 万
2 水道費 3000 万
3 薬品費 4 億 6000 万
合計 13 億 1100 万
(単位:円。京都市資料より)
 

 井上けんじ議員は、総事業費二三〇億円もする焼却灰溶融炉建設計画は不要不急であり撤回すべきと追及しました。さらに、ここ数年は建設リサイクル法などにより、ゴミは減っている。カン・ビン・ペットボトルの分別収集の徹底をはじめ、ゴミを減らす努力こそが求められていると強調しました。

管理の受委託を撤回し、焼却灰溶融炉計画の撤回を

 井上けんじ議員は、市バスの管理の受委託は公共交通縮小への道であり、撤回すべきと追及しました。乗り継ぎの改善、地域のコミュニティーバスの運行など、市民に便利な路線を設定すること。総合的交通体系を利用者や専門家などの声を取り入れて確立することを求めました。

「草の根」の文化活動への支援強化、同和行政終結を

 さらに、井上議員は体育振興会助成をはじめ、スポーツ、文化関係予算が大幅に削られていると指摘。特に、市民の「草の根」の文化活動や学校への芸術文化活動への位置づけを高めることなどを求めました。また同和対策の終結を求め、旧同和地区生徒だけに限った奨学金支給はただちにやめるべきだと強調しました。


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