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No.366・目次
2003.1.10
11 月定例市会・本会議質問
せのお直樹議員が質問

 せのお直樹議員は十一月二十一日の本会議で質問しました。

>> 質問全文



税金を市民の暮らしを守る方向へ
汚職事件の根絶、同和行政の真の終結を

 「地方自治体のあり方」、「税金の使い方」が問われているとして、せのお議員は、市長に対して、この不況下での巨額の国民負担増や「不良債権処理の加速」という方針は、すでに大失敗が証明ずみの政策であり、京都経済の建てなおし、市民生活を守る立場から、政府に対して根本から再検討するように求めるべきと質問。また、京都市内高速道路計画については「きっぱりと中止」を求め、国民健康保険料や介護保険料の引き上げなどの市民負担増はおこなわず、暮らしや福祉教育など住民の願いを実現する方向に税金の使い方を切りかえるべきと追及しました。市長をはじめ理事者は、小泉構造改革に「期待する」、高速道路計画の推進、市民の一定の負担は必要など冷たい答弁を繰り返しました。せのお議員は、第二質問で「『期待する』との市長の答弁は、市民の現実を見ないもの」と厳しく批判しました。

不良債権処理と不況の影響で激減する中小企業向け貸し出し金
日銀ホームページより

疑惑の解明、抜本的な再発防止策を

 続発している本市の汚職事件とその根絶に向けた対策について質問したせのお議員は、一部特定の業界団体と京都市の癒着の構造があることをしめし、市長の認識とオール京都市として疑惑の解明、抜本的な再発防止の手だてを取るべき、と求めました。さらに「終結」したはずの同和特別施策が続けられているとして、解同の企画推進委員会に参加しないこと、解同が設立した NPO などの新たな受け皿づくりに協力しないことを求め、さらに、市立浴場や同和奨学金などの特別扱いをきっぱりやめるよう求めました。汚職事件について副市長は、「執行体制等に問題はなかったかという点に踏み込んで調査する」と答弁しました。同和行政について理事者は、企画推進委員会との懇談を継続するという従来の答弁を繰り返しました。

「住基ネット」からの離脱を

 「住基ネット」について、せのお議員は、情報が漏れない保障は技術的に確立していないとし、離脱すべきであり、国に中止を求めることを要求しました。しかし理事者は、「本市として十分留意している」として離脱については拒否しました。

 
西京区でも市バスの民営化を考えるシンポジウムが行われ、「市民の足を守る会」が結成され、運動がはじまりました。
 
 

西京区の交通問題

 最後に、せのお議員は、洛西営業所の「管理の受委託」に西京区民はショックを受けているとして西京区での交通問題と市バスのあり方について質問。「ルネッサンスプラン」を撤回し、市バスを守るべき、地下鉄延伸については、便利な LRT =新型路面電車での実現をめざした具体的な検討をはじめるべきと求めました。理事者は、「ルネッサンスプラン」をすすめると答弁、地下鉄の西伸については、詳細な調査・検討をすすめていると答えました。


No.366
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