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No.364・目次
2002.6.15


シリーズ 市政を動かすその 2

京都市またも不祥事東部クリーンセンター前所長が逮捕


事件の全容解明、特別委員会の設置を求める

 五月二〇日、京都市東部クリーンセンター前所長の川口伸三容疑者が、競売入札妨害容疑で逮捕され、六月に入り起訴されました。また、上林鑿泉工業前社長の上林克己容疑者も逮捕・起訴されています。

 日本共産党京都市会議員団は、市会財政総務委員会、厚生委員会で、事件の徹底した調査・解明、対応などをただしました。また、前所長が逮捕された後ただちに市会各会派にたいし、不祥事に関する全容解明を審議する特別委員会の設置を申し入れました。

つづく不祥事…幹部の責任は重大

 今回の事件では、環境局とともに、設計価格の算出を行う都市計画局、入札を担当する理財局、そして総務局の関連が指摘されています。

 一九九七年、京都市土木部長がゼネコン汚職事件で逮捕され、市幹部と業者との癒着、天下り、下請けを把握しない京都市の公共事業のずさんさなどが問題となりました。また、覚せい剤取締法違反による逮捕・起訴は九六〜〇一年の間に十六人、環境局の逮捕された職員が九二〜〇一年の二十七人、職員の懲戒処分は九九年度一一〇件、〇〇年度一二八件となっています。

 理事者は、事件発覚のたびに「陳謝」「綱紀粛正」「職員の倫理」をうたいますが、連続する幹部による汚職やゆがんだ同和選考採用など、市長をはじめとした幹部自身の責任、自らによる全容解明と再発防止策が問われています。



No.363
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