No.379

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テロ根絶のために、国連を中心に全世界が一致した行動を 京都高速道路は、工事を凍結して見直すとき

憲法 9 条を持つ平和の国としての貢献を

　坂口議員は、9 月 11 日に起こった同時多発テロの問題を取り上げ、どのような理由があろうとこのようなテロは絶対に認められず、テロ根絶のためには国連を中心に全世界が一致して対処せねばならないと指摘しました。

小泉内閣による痛みの押しつけに反対し、市民の暮らしを守れ

　長引く不況は、歴代自民党政治の結果です。坂口議員は、小泉内閣の言う「痛み」を押しつけられるのが国民の方だけであり、すでに、健保本人 3 割にする等、健康保険の改悪がすすめられようとしていること等を明らかにし、このような「痛み」押しつけに反対して、市民の暮らしを守る市長の決意をただしました。

市民が納得できない 3 つの大きな問題がある

　坂口議員は、今の京都市政には、市民が納得できない 3 つの大きな問題があると指摘。

地方交付税の削減

市長が政府に対して削減しないよう強く働きかけることを求めました。

京都高速道路

市財政が非常事態の時、京都高速道路が大阪とつながる見込みがないだけでなく、環境、財政、新しい交通体系をつくる点でも、高速道路計画はきっぱり見直すときだとただすとともに、下水道の巨大貯留管問題、京都迎賓館問題も見直しを求めました。

同和行政

解放同盟「企画推進委員会」との交渉がいまだにくり返されていることなどを指摘。同和行政の完全な終結を求めました。

　桝本市長は、地方交付税の総額確保を国に対して迫力を持って訴えていくと答弁。建設局長は高速道路全線の完成。とりわけ新十条、油小路線の早期完成にむけて取り組むと従来通りの答弁をくり返しました。

市民の声を反映させたまちづくりの支援を。羽束師仮橋撤去を急ぐな

　最近、新たなマンション建設が問題になっているように現在の都市計画は、市民の願いとずれているところがあります。坂口議員は、秀吉の時代以来京都の街に根づいた町定めの例も示しながら京都市が策定しようとしている「地区プラン制度」に地域住民の声がどのように生かされるのか見解を求めました。最後に、大渋滞が必至の羽束師仮橋の撤去を、道路整備ができるまで延期するよう強く要望しました。

京都市内高速道路
●京都高速道路油小路通、新十条通りの総事業費

※上記 2 路線分の阪神高速道路公団への京都市への出資金は、102 億円の見込み。（京都市建設局平成 12 年 9 月資料）

●高速道路建設にともなって整備される一般街路などの建設費

※これら一般街路、関連街路整備が整備されると京都市の負担額は、少なくとも 320 億円になる。
※上記のうち、久世橋通は未着工。平成 10 年建設局発表の概算額。（京都市建設局平成 12 年 3 月資料）

●京都高速道路建設にともなっておこなわれる ランプ事業費 （油小路通に建設される 10 本中 6. 5 本分）

※このランプ事業費のうち、京都市の負担額は 29 億円になる。 （京都市平成 13 年 2 月市会議案）

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