10年5月18日(火)
[声明]議長・副議長・監査委員の選出にあたって 議会運営
本日、議長と副議長および議会選出監査委員(いわゆる議会三役)が、「一身上の都合」を理由に1年で辞職し、市会第二会派の日本共産党を排除し与党が独占した議会三役が、新たに選出されました。
京都市会では過去27年間にわたって、繰り返し与党会派による議会三役の「たらい回し」を行ってきました。これは、京都市会ですすめてきた市民に開かれた議会および議会の活性化の改革に逆行するものです。
地方自治法(第104条)は「(正副)議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する」と、議長の権限と役割を明記しています。
さらに議会三役の選出にあたっては、選挙で示された民意を最大限反映させることが憲政の常道であり、これにもとづき、衆参両院では、第1党・議長、第2党・副議長がほぼ貫かれています。
また、京都府内の自治体でも、宇治市、長岡京市、京田辺市などでこうした立場から日本共産党議員が副議長に選出されています。
議会三役の選出にあたっては、民意を反映させることを第一義とすべきです。日本共産党市会議員団は、今回のようなやり方に強く抗議するとともに、議会の民主的運営の確立にむけて引き続き全力をあげます。