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見解・声明

10年5月 7日(金)

[声明]市立看護短期大学廃止条例の再提案は撤回を 医療・福祉

日本共産党京都市会議員団団長 山中 渡

 

 京都市は5月市会定例会に、京都市立看護短期大学の廃止条例を無修正のまま再提案することを明らかにしました。2月市会の否決からわずか2ヶ月、議会の議決を踏みにじる再提案に断固抗議するものです。

 市長は条例案否決後、直ちに存続のための学生募集再開の措置を取るべきであるにもかかわらず、廃止方針を撤回せず教員の引き受け大学を模索するなど、民意も議会の議決も正面から受け止める姿勢のなさを示してきました。さらに、直近に開催された教育福祉常任委員会では、与党からも5月の再提案は議会軽視だとの声があがり、理事者は、議決を真摯に受け止め、市会の理解を得るため、再提案は慎重にしたい旨を答弁しており、今議会への再提案は二重の議会軽視であり、断じて認められるものではありません。

 日本共産党議員団は、廃止に反対し存続を求める市民の声も議会の議決もじゅうりんする市長の再提案に強く抗議し、提案の撤回を求めるものです。