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見解・声明

10年4月 6日(火)

[声明]佛教大学との確認文書の白紙撤回にあたって あらためて京都市立看護短期大学の廃止方針の撤回を求める 医療・福祉

日本共産党京都市会議員団団長 山中 渡 

 昨日、京都市は、佛教大学からの市立看護短期大学に関する確認書の撤回の申し入れを受け、白紙に戻すことを決定しました。関係者や市民の声、議会をも無視し、強引に廃止ありきで進めてきた市長の責任が改めて問われます。本来、議会での議決を踏まえ、京都市自らが直ちに確認書の破棄を申し入れるべきであり、議決に対する市長の姿勢は重大です。さらに、京都市は引き続き看護短大の廃止方針を変更することなく、佛大も含めて他の大学とも協議するとしていることは、廃止条例を否決した議会軽視に他なりません。
 市長は議会の議決に従い、廃止計画そのものを白紙に戻すべきであり、議決後も相手方から撤回されても、方針を変えないというやり方は、行政のトップの姿勢としては許されません。
 市長は、直ちに看護短大の学生募集を再開し、大学を存続させると同時に、改めて関係者の意見を広く集めて「市立看護短期大学の四年制化」を検討すべきです。
 日本共産党市会議員団は、関係者や市民のみなさんと力を合わせ、市立看護短期大学存続・拡充へ全力を尽くすものです。