09年5月19日(火)
[声明]議長・副議長・監査委員の選出にあたって 議会運営
本日、議長と副議長および議会選出監査委員(いわゆる議会三役)が、「一身上の都合」を理由に1年で辞職し、市会第二会派の日本共産党を排除して、新たな議会三役が選出されました。京都市会では過去26年間にわたって、与党会派で議会三役の「たらい回し」を行っており、今回も同じことを繰り返しました。
地方自治法では「(正副)議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する」(第104条)と、議長の権限と役割を明記しています。さらに議会三役の選出にあたっては、第一党が議長に、第二党が副議長に、という選挙で示された民意を最大限反映させることが憲政の常道であり、衆参両院ではほぼこれが貫かれています。
京都市会ではこの間、市民に開かれた議会と議会の活性化にむけていくつかの改革を実行してきました。にもかかわらず従来の選出方法が今回もおこなわれたということははなはだ遺憾であり、市会改革にも逆行するものです。
議会三役の選出にあたっては、民意を反映させることを貫くべきです。日本共産党市会議員団は、強く抗議するとともに、議会の民主的運営の確立にむけて引き続き全力をあげます。