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見解・声明

08年5月21日(水)

[申し入れ]議会運営の改善について 議会運営

議長 富きくお 様

 日本共産党京都市会議員団

 

 議会運営に関する当面の改善策について以下の通り申し入れます。議長におかれましては早急にその具体化を図られるよう求めます。

1.議員の海外視察について

・京都市の財政事情が改善されないもとで、多額の費用を要する海外視察は自粛すること。

2.費用弁償制度の見直しについて

・議員の費用弁償に関して、市民目線でひきつづき廃止をふくめてあり方を検討すること。

3.本会議の活性化といっそうの公開促進について

・本会議質疑における一問一答方式を採用すること。

・現在テレビ放映されている2月予算議会の代表質疑、5月、9月、11月の定例議会の各派代表による質問以外にも、一般質問が行えるようにすること。

・本会議におけるすべての議事運営についてモニターテレビによる放映をおこなうこと。また、議場のモニターテレビは議場全体を放映できるようにすること。

・本会議傍聴について、開会に間に合うように傍聴席を開場すること。また、障害者・高齢者の利用にあたっては、エレベータ活用の周知徹底をはかるとともに、傍聴席のバリアフリー化をすすめること。また、傍聴席から議場全体が見えるように改善を図ること。

4.委員会の傍聴などについて

・委員会の直接傍聴ができるようにすること。そのために委員会室の拡充と整備をおこなうこと。

・その実施前において、委員会のインターネットによる生中継および録画放映をおこなうこと。また、モニターテレビを区役所等にも設置し、市民の視聴機会を拡大すること。

・請願審査にあたって、参考人制度の活用を含め、請願者による趣旨説明をおこなうこと。

・予算・決算特別委員会の市長総括質疑の日程を2日間に拡大すること。また、委員会付託された重要議案についても市長質疑の実施をおこなうこと。

5.議会公聴会の開催について

・予算、公共料金値上げ問題や条例制定など重要議案を審議する際には、地方自治法、京都市会委員会条例、京都市会会議規則にもとづき公聴会を開催すること。

6.議員の政策論議の機会拡大について

・市会会派代表によるテレビ討論会を再開すること。もしくは市民に公開された討論会をおこなうこと。

7.第4次市会改革委員会の設置を

・以上のことを集中的に議論し、検討するために第4次市会改革委員会を設置すること。