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見解・声明

08年5月16日(金)

[申し入れ]航空自衛隊奈良基地の展示飛行中止を求める その他

京都市長 門川大作 殿

日本共産党京都市会議員団

 5月24日に開かれる航空自衛隊奈良基地祭に伴って、同日、ジェット戦闘機などによる展示飛行が計画されています。しかも、当日にとどまらず、19日および21日にも事前訓練が行われるとのことです。

 昨年5月の展示飛行では、市民に何の通告もないまま、伏見区醍醐などの住宅地や学校、保育園、世界遺産・醍醐寺の上空をジェット戦闘機が低空飛行し、轟音に驚いた住民から抗議の声が上がりました。また過去に、住宅地でのジェット戦闘機墜落事故で犠牲者が出る大惨事になった例もあることから、住民から不安の声も寄せられました。日本共産党市会議員団は市長に、航空自衛隊と国土交通省に対し、経過説明を求めることと展示飛行の中止を求め、緊急対応を申し入れました。にもかかわらず、本年もまた同様の展示飛行が計画されていることは言語道断です。

 市民の安心・安全を守る立場にある市長として、ただちに航空自衛隊に対し、住民に不安を与える展示飛行を中止するよう強く求めることを申し入れるものです。