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市会報告

かとう広太郎 議員

08年3月25日(火)

請願「御射山公園地下駐輪場建設の反対」の不採択に対する討論 08年2月定例市会 閉会本会議討論

 ただ今提案されています請願を不採択にするのではなく、採択する事を求めて日本共産党議員団を代表して討論します。
 建設局は当初計画の1270台を1000台に変更しましたが、あくまで地下での大型駐輪場建設に固執しています。
 請願は地元町内会の住民から提出され、1180名分の賛同署名が添えられています。その内容は、「税金の無駄遣い」「地球温暖化防止に逆行する電気の使い過ぎ」「子供の広場の地下に危険な死角を作ることになる」とし、だからこそ「気軽に利用できる地上の駐輪コーナー」の設置を求めています。
 平成18年に策定された「都心部放置自転車等対策アクションプログラム」は、御射山公園など3ヵ所に駐輪場2500台の設置を決めました。
 しかし、わずか2年余りで環境は大きく変わったのです。阪急の地下通路に500台規模の設置に向けての協議が進んでいます。国の法改正で、道路での施設設置も市設置だけでなく民間も可能になりました。だからこそ、山崎副市長も先日の市長総括質疑で「大きく環境も変化した」と、先に指摘した2つの理由をあげ、「アクションプログラムを弾力的に見直していく」「新京極公園地下においても地下式を想定しているが、地元の意見も聞き再検討していきたい」と答弁されたではありませんか。
 御射山公園地上の一部活用を含め、道路上の設置に努力すれば、大金をかけて地下駐輪場を作る必要はなくなります。先日の市長総括質疑でも自民党議員から「地下駐輪場は1台あたり100万円もつく。コスト意識も大切だ」との発言もありました。
 市内に作られてきた地下駐輪場の稼働率は30%と低いのです。大切な税金をかけても十分に利用されない恐れがあります。
 利用しやくすく効率的な駐輪場こそ必要です。このことは、昨年9月に生祥小学校プール跡地に設置した富小路六角自転車駐輪場がほぼ100%の稼働率であることからも明らかです。地上につくったから、稼働率が高いのです。
 1000台の大規模な施設に9億円もかける無謀な建設を見直す良い機会にしようではありませんか。「決めたことだから、事業化先にありき」を断ち切るためにも、本請願を不採択でなく採択すべきと求めて、私の討論を終わります。