特集・市政クローズアップ1
京都高速道路
京都市の建設費負担・百億円増える
京都高速道路の一部区間を街路事業として建設
京都市は8月、阪神高速道路公団の民営化を前に、国と公団から求められていた「事業区分の見直し」を受け入れることを明らかにしました。これによって京都高速道路油小路線の一部区間(斜久世橋区間1.4q・事業費270億円区間)が、京都市の街路事業として建設されることになります。建設中の京都高速道路二路線の総事業費は約1,700億円。京都市の建設費負担は、公団への出資金、ランプ工事支援、関連街路事業費合わせて約400億円が見込まれていました。今回の「事業区分の見直し」によって、京都市の負担はさらに約100億円増え、500億円にも達します。財政難を口実に、国保料値上げや敬老乗車証の有料化、地下鉄料金値上げなどを次々進める一方で、環境破壊のムダな高速道路建設には税金を湯水のように使う。日本共産党市議団は京都高速道路建設の凍結・中止を強く求めています。
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