河合ようこ議員は10月8日の本会議で、市バス事業決算は認定しない、その他の事業会計決算は認定する立場で討論を行いました。
|
|
一路「民間委託」のバス事業は
安全性・信頼性を損なうもの
市バス事業決算を認定しない理由として、 1.ルネッサンスプラン、「管理の受委託」を一層進めるもので、11年ぶりの黒字決算も「民間委託による職員削減など職員と市民への負担おしつけの結果」であること 2.市民の足を守り、乗客をふやす積極的とりくみが不十分であることを指摘。運転手の欠員と公休出勤の対応が改善されず、「管理の受委託」の前倒しを進めるやり方を批判しました。また周辺部の民間バスへの敬老乗車証適用と小型循環バスの実現を求めました。
高速鉄道事業については、地震対策を万全に行い、来年度、地下鉄運賃値上げはすべきでないことを主張しました。
上下水道事業については、不明朗な工事入札制度が一定改善されたものの、生活困窮者への給水停止とりやめや福祉減免制度創設での冷たい対応を批判し、改めて改善、創設を要求。「水共生プラン」による総合的治水対策の推進、下水道の汚水資本費補助金の全面復活を求めました。
市立病院事業では、「市立病院のあり方」答申にある「政策医療を担い」「地域の拠点病院の役割を担う」など積極面を生かすこと、公的病院の使命に逆行する「地方公営企業法全部適用」は行うべきでないと主張。さらに当局も「重大な問題」と認めている医師と看護師の労働基準法違反の実態を改善するよう求めました。
|