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2004.10.28 |
市民の生命と健康、
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ごみ減量へ、積極的取り組みの推進を宮田議員は、市の新しいごみ減量計画について、実効ある対策が必要と主張。▽缶・ビン・ペットボトルの混合収集をやめ、分別の周知徹底を行う取り組みを行政区単位で具体化すること▽古紙など資源の回収率を引き上げる年次目標を持つこと▽ようやく始まった生きビンの回収箇所を急いで拡大すること▽再利用可能な容器の利用促進などに重点を置くべきと主張しました。事業系ごみのうち業者収集ごみの対策が不十分であると指摘し、実態把握や年次計画の具体化、指導管理体制の充実を求めました。
また、廃食用油燃料化施設、灰溶融炉、バイオガス燃料化施設や選別資源化施設などの施設計画は、クリーンセンターを一工場減らす効果など完全に吹き飛ぶものと矛盾点を厳しく批判。新たな施設建設計画は一旦凍結すべきと主張しました。市長は、「溶融炉は一日も早く建設すべき必要不可欠な施設」と強弁。施設整備は積極的に推進すると答弁しました。 山科駅周辺のバリアフリー推進を宮田議員は、JR山科駅について質問。長年の願いであったエスカレーターやエレベーター設置、駅周辺の整備が進んでいるが、JR山科駅から北側へ行くための自由通路は、階段とスロープの勾配が急なため改善が急がれていると指摘。疎水や東山自然緑地帯もあるうえ、洛東高校の通学にも使われていること、募集された市民意見にも「駅北側からJR山科駅へのアクセスの改善」をもとめる要望が多く寄せられていることを紹介し、早急な改善を求めました。 理事者は、基本構想策定の課程で検討を重ねたとしながらも、きわめて困難とのべるにとどまりました。 浸水被害防止へ、河川改修の予算増額を 宮田議員は、七月と八月の集中豪雨で、山科区内で一八二戸の床上床下浸水の被害があったとのべ、被害の大きかった竹田川の改修を求めました。河川改修の予算は、平成十二年度の三十一億円から、今年度は十四億円と大幅に減らされていることを指摘。予算を増額し、必要な改修に早急に取り組むよう強く求めました。 河川改修予算の推移 理事者は、頻発する都市型浸水被害をふまえた、重点的な河川改修実施、効果的な治水対策の推進、総合的な治水対策に取り組むと答弁しました。 |
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