介護保険の負担軽減、
ショートステイ整備を
くらた議員は、介護保険料の大幅値上げで、必要なサービスも利用できなくなっている実態を紹介。一般会計からの繰り入れで保険料を元にもどし、減免制度の拡充、利用料の減免創設を求めました。また、基幹型在宅介護支援センターは、全市への拡大を急ぐとともに、地域福祉の拠点の役割を担うよう人員配置を求めました。さらに、緊急ショートステイの整備とともに、市が責任をもって情報管理と調整を行うべきと主張しました。
松井副市長は、「一般会計から繰入を行う考えはない」と拒否、「基幹型支援センターは実施状況をふまえて順次拡大する」と答弁しました。また、「緊急ショートステイの利用率は五〇%台で心配は生じないと実態を無視した答弁を行いました。
再び質問に立ったくらた議員は、ベッド数が少なく利用者や介護者の要望に応えられない状況がつづいている実態をみるべきと強調しました。
|
国保への一般会計からの独自繰り入れは減額
|
|
93年 |
97年 |
00年 |
01年 |
03年予算 |
京都市の独自繰入額 |
74.8 |
66.91 |
59.88 |
79.85 |
69.78 |
国の法定減免分等 |
16.51 |
31.03 |
44.07 |
55.1 |
76.12 |
一般会計繰入金 |
91.31 |
97.94 |
103.95 |
134.95 |
145.9 |
|
|
(億円) |
一般会計繰入総額は増えているが、国の法定減免分等を除く独自繰り入れは、10年前よりも減少。2年前に比べても10億円の減 |
|
(01年度までは各年度決算) |
|
|