日本共産党 京都市会議員団トップ | ||
No.383 | | | No.382 | | | No.381 | | | No.380 | | | | | >> |
2002.10.29 |
|
医療の大改悪を許すな介護保険料・利用料の軽減を井上けんじ議員は、自民・公明などが強行した健康保険法改悪について質問。来年四月からサラリーマンの負担は、二割から三割へ、老人の窓口負担は今年十月から大幅な値上げとなり、実施の凍結を政府に求めるとともに、老人の窓口負担を軽減するため直ちに対策を立てるよう迫りました。 市長は、「今回の改革は、やむを得ない措置」と従来の答弁を繰り返しました。 介護保険料・利用料軽減策の拡充、特養老人ホームの整備を来年度から介護保険料が値上げされると言われています。井上議員は、これ以上保険料を引き上げるべきではないこと、現行の軽減措置の継続と、抜本的な保険料、利用料軽減措置の実現を強くせまりました。また、圧倒的に足りない特養老人ホームの増設・整備を求めました。 理事者は、「保険料減額措置は継続し、適用範囲を拡大する」と約束、基盤整備の目標は、「市民の意見を踏まえて策定」と答弁しました。 健康保険法改悪でふえる窓口負担 70 歳以上の窓口負担と大幅に増える自己負担限度額(月額)
※外来では、窓口で医療費の1割または2割全額を払います。 京都高速道路は凍結・中止すべき、二条駅地区の開発計画は見直しを井上議員は、市内高速道路計画について質問。高速道路は都心に車を集中させて渋滞をひどくするうえ、巨額の財政負担が必要となる。公共交通優先の総合的な交通政策に転換してこそ渋滞も解消できると指摘、凍結・中止するよう強く求めました。また、二条駅地区の複合型商業施設計画は一旦撤回し、市民的に検討することを求めました。理事者は、「高速道路は早期完成に取り組む」と答弁しました。 京都駅八条口前整備は住民本位で、第二久世橋の早期完成を京都市は、市南部の高度集積地区や京都駅八条口などを「都市再生整備地域」として位置づけ、大型開発を計画しています。ところが「整備地域」として指定されると、既存の都市計画規制が大幅に取り払われ、大手ゼネコンや大銀行には新たな事業展開の場が提供される一方、景観破壊や住民追い出しにもつながります。井上議員は、駅前整備は住民本位でと迫りました。 また、第二久世橋の早期完成を求めました。 相談窓口の充実を井上議員は、サラ金や雇用・労働問題の深刻化の実態を示し、市民相談窓口の充実や労働相談窓口の開設を要求しました。 |
|
||
|