「事業者責任」を明確に
坂口議員は、この条例が「自動車の放置を予防するとともに、放置されている自動車の撤去を促進する新しい制度として」期待されていること。「この条例制定で撤去に要する公示期間がうんと短くなり」、「民間の土地でも、廃自動車と認定されたものについて」撤去できるようになると賛成の理由を述べました。合わせて、多数の放置自動車が発生した場合、予算配分を考えて一気に撤去せず、放置されているということがないようにすることを要望。また、横浜市や千葉市、北九州市の同様の条例には市の責務として「防止及び適正な処理」が明記されているのに、この条例案には「防止」としか明記されていないこと。「放置の防止」には「撤去、回収、処分」も含まれるという委員会質疑での答弁が、市民や事業者向けの解説では明記される必要があることを指摘。将来「製造者責任」が明確にされることを期待すると述べました。
※閉会本会議では、「放置自動車の撤去に係る収集・運搬・処分システムの円滑な運用が求められる。」とした付帯決議が全会一致で可決されました。
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