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2001.3.28 |
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若杉学園母子通園事業の廃止に反対――与党が採決を強行若杉学園の母子通園事業を廃止する条例案に対し、西野さち子議員が反対討論を行いました。 京都市「障害者いきいきプラン」の 2002 年までの心身障害児(者)通園事業の目標 10 ヶ所にたいし現在 5 ヶ所。西野議員は、市は「早期発見早期療育」と言うが、療育の場が全く足りず、1 年以上待たされる例もあることを指摘。目標からも後退するものであり、専門的な療育を受けるためには施策の充実・増設こそ求められると述べました。そして、市長は選挙の時には「ノーマライゼーションのまちづくり」と言いながら、やっていることは逆さまであると厳しく追及しました。西野議員は、母子通園をされているお母さんからの「障害がわかってから母子通園まで 1 年 2 ヶ月、待たされていることも知らずふさぎ込んでいた。他都市ではすぐにフォローの体制があると聞く」との不安をつづった手紙を紹介。西野議員は、「子どもへの関わり、自分の心のケア、家族設計など、母子通園があることでひとりぼっちにならず、生きていく力を身につけていく」と述べていることも紹介。このような不安な日々を送らなければならない親子をさらに増やすのかと迫りました。廃止でなく、プランの早期達成と合わせ、市の療育体制確立の方針と見通しを示すべきと主張しました。 条例は、与党会派の賛成多数で可決されました。
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