赤阪 仁
議員
09年9月30日（水）
自民・公明提案の意見書に対する反対討論 09年9月定例市会 本会議討論
京都市会ホームページ > インターネット議会中継 上で、録画がご覧いただけます。（約1年間）
「地方公共団体に関連する緊急経済対策予算の円滑な執行を求める意見書」に対して日本共産党市会議員団を代表して反対討論を行います。
意見書で円滑な執行を求めている補正予算は、15兆円という巨額を投じ、大企業の資金繰りを支援するために、事業費20兆円をこえる枠組みを用意し、東京外環道をはじめ、小泉内閣時代に「白紙」としていた高速自動車道の計画などを復活させるなど、大企業・ゼネコンへの大盤振る舞いを盛り込んだものでした。一方、国民に対する支援策は一時的、限定的なものに過ぎず、総選挙を前に国民からもバラマキとの批判の声が大きく上がり、自民・公明政権が退場することとなりました。
総選挙での国民の審判が下った以上、新しい政権が予算について必要な見直しをすすめるのは当然のことであり、民意を厳粛に受け止めるべきです。
日本共産党議員団は、政府が緊急経済対策の一部に盛り込まれた雇用対策や市民福祉の向上に関する必要な財源対策を行うよう求めることを表明して討論といたします。